なぜWikiを使うのか?
Wikiって何?
- 「Wiki」はハワイ語の「Wikiwiki」が語源で、「速い」といった意味がある。
- ブラウザから簡単にウェブページ(ホームページ)を更新することができるシステム。
- HTML作成ソフトでは、作成後のアップロードの作業などが必要になり、面倒である。Wikiは「保存」をした時点で、作成や編集が有効になる。
- ブログもブラウザから簡単に更新できるが、常に新しい順番に並んでいるため、日記に近い用途になりがち。Wikiは、分類して記事を増やしていくのに適している。
- 掲示板もブラウザから書き込んでいけるが、追加していくだけである。Wikiは、編集も可能で、共同作業に適している。
- 複数人でウェブページを更新するための仕組みが充実していて、パスワードでアクセスを制限したり、元に戻す機能も備えている。ユーザー別に編集の権限を代えることもできる。
Wikiの便利なところ
- どこからでも編集ができる。間違いを見つけたら、その場ですぐに修正も可能。
- 表の作成が楽。ブログよりも楽。
- 他へのリンクも簡単に作成可能。
- 画像の貼り付けも簡単(DokuWikiの場合)。
- サイト内のリンクが容易なので、文書間で連携したサイトの構築が可能。
- 文字の大きさや色などの設定を不自由にすることで、内容に集中できるようになっている。また、これはサイト内の統一感を出すことにも貢献している。
- すべてがキーボードから入力可能な記号で成り立っている。
Wikiの難しいところ
- 独特の書式があり、この書き方に慣れないと、うまく表現できない。しかし、DokuWikiは、編集画面にクイックボタンが用意されていて、ある程度使いながら習得できる工夫がしてある。
- Wikiには様々な種類があり、それぞれ書き方が微妙に違う。その方言に注意する必要がある。