Agenda Tips

機能の説明

こんな使い方も

  • 住所録
    フリーメモを利用した住所録も便利かもしれません。テンプレートを作って、カード形式で。メールアドレスやURLをダブルクリックすると自動的にメーラーやブラウザが呼び出されます。
  • HTMLのダイエット
    HTML作成ソフトでは、見やすいように表組の部分などはインデントされています。このソフトのメニューの中の「行頭スペース削除」を実行するとHTMLのダイエットをすることができます。
  • 重複ファイルの検索
    電光掲示バーのメニューから「拡張機能」→「ファイルの検索」で、ファイルの検索が可能ですが、オプション設定後「重複ファイル検索」のタブから、重複ファイルの検索を実行することができます。
  • 個人情報入力支援
    「ちょっと便利にする小物ソフト」の中にある「CLP」というソフトを使うと、Agendaのメニューから住所やメールアドレス、パスワードなどをクリップボードにコピーさせることができます。個人情報入力支援ソフトというのはオンラインソフトにあるのですが、起動するソフトを少なくしたい場合に便利。

操作

  • ミニカレンダーは複数起動可能です。
    データウインドウは重複起動をしないので、複数の日付を行ったり来たりするときは便利でしょう。
  • 日付メニューの移動は、キーボードで過去から未来へと並んでいます。
    • F 前の年
    • G 前の月
    • H 次の月
    • J 次の年
    • ただし、日付移動は、KとLに割り当てています。良く使われると思われる日付移動は、Ctrlとの組み合わせも用意しています。
  • 辞書引きは、自動的に単語を選択します。
    もちろん文字を選択してから実行してもいいですが、選択しないで実行しても、単語を自動選択します。
  • 文字数カウント
    文字数カウントは、文字を選択した状態だと選択した文字のカウントをします。同じように文字変換や整形でも選択すると指定範囲のみ処理するものも多いです。ただし、すべてではありません。
  • 検索のスピードアップ
    大/小文字・全角/半角を区別するようにするとかなり速くなります。区別するということは、内部で文字種を統一する作業が加わるので、かなりのスピードダウンになっています。日本語検索でも区別する設定で検索すると速くなります。
  • ファイルジャンプ
    タグジャンプは、行ジャンプもしますが、ファイルを開くところまでしかサポートしていません。また、フルパス以外は認識しません。
    "ファイル名"コメント
     ファイル名:コメント
     ファイル名,コメント

    などの形式をサポートしています。

    • ファイル名をダブルクォートでくくると、後ろの文字列は無視します。
    • ダブルクォートを使わない場合は、コロンかピリオドが区切りとなります。
    • メニューの「編集」→「挿入」→「ファイル名の挿入」を実行すると自動的にファイル名をダブルクォートでくくります。
  • ツリーのメモ追加にキー操作
    ツリーのメモを追加するときに、追加したいフォルダを選択して、Insertキーを押すと追加することができます。また、Shift+Insertで「フォルダの追加」をします。
  • アウトラインのインポート
    WzEditorやMMEditorのアウトラインにしたテキストをツリーをそのままに取り込むことができます。アウトラインのエクスポートも可能なので、ツリーデータのバックアップにいいでしょう。AUTLA(あうとら)やNami2000のもこの階層付きテキストをサポートしているので、これらのソフトのデータともやりとりが可能になります。
  • Searchからジャンプ
    Searchタブでの検索で、データにより、Daily Weekly Treeで開くことができます。検索結果のアイテムを右クリックすると表示します。
  • タスクトレイに入れる
    全画面でムービーを見るとき、Agendaがじゃまに思うときがあるかもしれません。そういうときは、タスクトレイに入れましょう。タスクトレイに入っても、通常表示されているときと同じようなメニューが表示されます。

設定

  • 日付の表記の設定
    yyyy(ge)"年"m"月"d"日"(aaa)

    で、

    2001(平13)年1月11日(木)

    という表示もできます。

  • 電光掲示バーなどのポップアップする文字の背景色を変えたい。
    Windows標準の機能なので、コントロールパネルの「画面」の中で設定します。「デザイン」→「指定する部分」→「ヒント」というのがその項目です。
  • ユーザー定義メニュー(1)
    フォルダ名に$または#をつけるとそのフォルダのファイルが階層化されて表示されます。表示するファイルは、Agenda.iniで、
    [Settings]
     FilerExt=LNK EXE URL

    のように記述してください。

  • ユーザー定義メニュー(2)
    「最近実行したソフト」 — ユーザー定義メニューに%RECENTPROGで表示する。メニューに表示する最大数は、Agenda.iniの[Settings]にRecentProgCount=個数 を加える。デフォルトは50。
  • Agendaでデスクトップのアイコンにアクセス
    Windows95/98/Meでは、
    C:\Windows\デスクトップ

    WindowsNT4.0では、

    C:\WINNT\Profiles\(ユーザー名)\デスクトップ
    C:\WINNT\Profiles\All Users\デスクトップ (共有のデスクトップ)

    Windows2000では、

    C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\デスクトップ
    C:\Documents and Settings\All Users\デスクトップ (共有のデスクトップ)
     (ただし、NT4.0からのアップグレードはNT4.0と同じ)
  • 定期データ
    同じ日の定期データが2つ以上ある場合は、一つの項目にスペースで区切って入力してください。
  • Agenda Todayの裏技
    [A]で連続再生、[L]でボイスメニュー
    Microsoft Outlook97にあるOutlook.txtをAgendaのフォルダにコピーしておくと、海外の祝日が表示される。将来のファイル形式変更のサポートは未定です。
    Lotus Organizer2000付属のパワープラスにあるwpo.datをAgendaのフォルダにコピーしておくと、「何の日」が表示される。将来のファイル形式変更のサポートは未定です。
  • 伝言表示スクリーンセーバーに文字列を送る
    Windows2000の標準のスクリーンセーバーの伝言板表示に電光掲示に表示される文字列を送ることができます。

トラブル

  • 解像度を変更したときに、データウインドウが表示されなくなった。
    画面の外に追いやってしまったようなので、レジストリエディタを起動し、
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Oceansoft\Agenda\AgendaSub

    を削除してみてください。

仕様

  • 検索文字列
    Searchでの検索文字列の履歴は10個までです。検索ボックスの履歴は32個です。別々に保持しています。
  • 1行の最大文字数
    1000文字くらいらしいです。行数は65536行までのようです。この65536という数字は、2の16乗で、16ビットで表すことができる最大の整数です。ただし、ツリーに関する制限はマニュアルに書いた通り、その半分にしてあります。
  • タイトルの文字数
    タイトルはエクスポートの関係があるので、フォルダ名を含めて、256文字以下となるのですが、「1行目をタイトルにする」などのコマンドでは、126文字で切っています。
  • データファイルの最大数
    データフォルダにはたくさんのデータが書き込まれ、さらにバックアップファイルを作るオプションを有効にしていると倍近いファイル数になります。MS-DOSからは、2024個までしかサポートしていませんが、Windows95以降は、32767個まで大丈夫のようです。
  • 過去の祝日
    色分けに関しては、1948年(昭和23)の「国民の祝日に関する法律」以降、追加された年から色分けされるようにしてあります。ただし、振替休日が73年実施ですが、振替休日の処理は常にするようにプログラムしてあるので、これ以前の色分けは、誤りということになります。なお、文字として現れる休日名は、どれだけさかのぼっても表示されてしまいます。最近になって、戦前にも祝日は存在することを知りました。対応未定です。
  • 使用できる期間
    1900年から2034年まで

    Windowsの日付管理が、1900年1月1日(実際にはうるう年の間違えで1899年12月31日)が0で、用意されたビットで表現できるのが、2034年ということらしいです。Agendaのカレンダーは2034年以降のものも表示していますが、正しいかどうかは確認したことがありません。

  • 日付メモのポップアップの文字列
    長い行は80文字あたりで桁折りをし、全部で1000文字まで表示します。